小さな葬式におけるお坊さんの費用相場はどのくらいなのでしょうか?
この記事では、小さなお葬式におけるお坊さんに支払う費用について解説します。
地域や宗派による違い、サービスの内容、そして適正な価格などから、
小さなお葬式のお坊さんの費用が分かり、安心して葬儀の計画をスムーズに進めるための参考になります。
小さな葬式におけるお坊さんの費用は全国統一です
結論から申し上げますと、小さなお葬式のお坊さんの手配も実は全国で統一されています。
お布施の金額は全国平均42万円とされますが、
小さなお葬式の場合、お勤め内容から8万円~20万円の4つのプランから選べます。
プラン名 | 費用 | 内容 |
小さな火葬式のお坊さん手配 | 80,000円 | ④炉前読経 ⑤戒名授与 |
小さな一日葬のお坊さん手配 | 110,000円 | ②告別式読経 ③式中初七日読経 ④炉前読経 ⑤戒名授与 |
小さな家族葬のお坊さん手配 | 200,000円 | ①通夜式読経 ②告別式読経 ③式中初七日読経 ④炉前読経 ⑤戒名授与 |
小さな一般葬のお坊さん手配 | 200,000円 | ①通夜式読経 ②告別式読経 ③式中初七日読経 ④炉前読経 ⑤戒名授与 |
このお勤め内容というのが分かりにくいので解説致します。
戒名授与とは、、、
亡くなった人が仏門に入ったときにもらう特別な名前のことを戒名といいます。
仏教の宗派によって呼び方が違い、浄土真宗では法名、日蓮宗では法号と言います。
この名前は、お葬式の前に決めて、お葬式で使われます。
お坊さんは故人の性格や職業、趣味などを聞いて、戒名を考えます。
もし特に入れたい文字があれば、相談するといいでしょう。
一般には「信士」「信女」「釋」「釋尼」という言葉が使われます。
炉前読経とは、、、
火葬場で火葬前に、お棺の前で僧侶にお経をあげてもらうことを指し、炉前と略すこともあります。
炉前読経の時間は約5分~10分程度です。
式中初七日読経とは、、、
人が亡くなってから7日目の法要を葬儀当日に行うものです。
これにより、後日改めて初七日法要を行う必要がなくなり、参列者や僧侶の負担を軽減します。
繰り上げて行うことで、故人を偲び、供養を行います。
告別式読経とは、、、
僧侶が故人の冥福を祈り、遺族や参列者が故人との最後の別れを告げる際に、葬儀の中で行われる読経を行います。
通夜式読経とは、、、
お通夜では、僧侶が祭壇の前に座って読経を行います。
お布施を僧侶へ渡す時のマナーは?手順を追って説明
生まれて初めて葬儀で僧侶へ渡す際には戸惑う方が多いのではないでしょうか、、、
そんな時にこちらをチェックいただくことで
僧侶へお布施を渡す時のマナーやタイミングや費用といった事を知ることが出来ます。
葬儀にてお坊さんにお布施を渡す手順
1.お布施の準備
2.金額の決定
お布施の金額は、葬儀の規模や地域の慣習、自身の経済状況を考慮して決めます。
※地域の葬儀社に聞いてみたり、親族や葬儀経験のある友人などに聞いてみるのも対応策の一つです。
3.適切なタイミング
4.お坊さんへのアプローチ
5.渡し方
6.言葉を添えて
7.感謝の表現
8.控えめな立ち振る舞い
故人とのお別れに気持ちを割くことが出来ます。
資料請求の中に含まれる「小さなお葬式のハンドブック」が便利です。↓↓
小さなお葬式のお布施費用を抑えるには?
葬式の総費用には、いくつかの大きな部分があります。
これには葬儀の費用、食事やお茶を出す費用、お礼の品の費用が含まれます。
そして、お坊さんに払う「お布施」もこれに入ります。
注意が必要なのは、葬儀会社が提案するプランに、お坊さんへの支払いが含まれていないことが多いということです。
そのため、葬式が終わった後に予想外の出費があって、驚く人もいます。
定額サービスを利用して費用を抑える
葬儀社には僧侶を派遣するサービスがあります。
本来は気持ちを金額に反映させたものをお布施としていますが
一体いくら包めばいいのか見当が付きません。
そこに行くと各社の僧侶を手配するサービスですと安心です。
「小さなお葬式」のオプションサービスでは、固定の金額でお坊さんを手配できます。
普通、お布施は26万円くらいかかりますが、「小さなお葬式」なら8万円からできます。
さらに、この金額には普通の戒名(信士、信女など)の料金も含まれています。
もし、特定のお寺との付き合いがない場合、この安いお布施のサービスを選ぶのも検討する価値はあります。
まとめ
ここまで見ていただいたように、小さなお葬式では全国で統一された料金のため
お坊さんへのお布施の費用に気遣う事なく葬儀を行えます。
また費用の中身はオプションでどの様な内容などかを具体的に取り上げました。
もちろんお付き合いのある僧侶がいらっしゃる方に関してはいいのですが、
現代のように生活スタイルでは少数派になってきています。
そういったときに全てを任せて故人との時間を優先するのも良い判断かと思います。